外籍教师系列学术讲座(三) |
唐迪
2013-05-10
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外籍教师系列学术讲座(三)
时间:2013年5月9日 地点:语言室207 讲座题目:日本の自然と風土「千年の水をたたえる都·京都」 主要内容: 講義の対象が1年生40名、2,3年生20名ずつと聞いていたので、話すだけではなく、映像を中心として進め、概要のメモも用意し、書きとめられるようにした。 本教材を選んだ理由は、京都は日本人のこころの故郷と言える所で、一年中、国内はもちろん海外からも多くの観光客が「日本のこころ」を求めてやってくる場所である。その京都に住む3人の人物を通して、人と自然が織りなす風土を伝えられたらと「アジア古都物語―京都」を選んだ。 構成は、まず最初に、代表的伝統文化である「茶道」の家元と水の関係、「流水間断なし」の言葉通り、300年もの間、毎日絶えることなく家の井戸を使い続け、その水でお茶をたて、水を守っている話。 二つ目は、庶民の豆腐屋さん、豆腐の80%は水から出来ており、30年前に地下水の危機にあった時、水道に切り替えるのではなく、新たに深い井戸を設け、地域に根差して60年毎日豆腐を作り、売り歩いている姿。 三つ目は、水の神を祀る神社の宮司で、煌びやかな「葵祭」(日本三大祭の一つ)の裏側で、宮中の水を、京の人々の水を守ることを営々と受け継いできている話。 これらの話は、生徒にとって、日本概況(縦横)や日本文学で学習しただろう「源氏物語」や、日本文化のキーワードとも言える「幽玄」、「わび」、「さび」と言った言葉の背景に映像と解説(日本語字幕)を通して、日本文化の根幹である京の「雅」(みやび)に触れ、、心に感じる事ができたと思う。 この講演の最後に、京都の街は、794年中国の唐の長安を模して作られた街であり「風水」の思想に基づいて作られたことが,世界に類を見ない1000年の長期に亘って都として存続したこと、その根本には中国の影響があたからこそと締めくくった。 この講座が、学生にとって「いつか日本に行ってみたい」という「憧れの気持ち」が毎日の日本語学習の意欲に繋がってくれれば幸いである。
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